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NewsNews

  • 2010.10.21
  • 10月20日「LEGEND THE PRO-WRESTRING」記者会見まとめ




  • 藤波・長州・初代タイガーが新春レジェンド興行実施!メインは“名勝負数え唄”に決定!!
  • プロレス界のレジェンドたちが新春、聖地で戦いの火花を散らす。

    藤波辰爾、長州力、初代タイガーマスクの“生ける伝説”3選手が『LEGEND THE PRO-WRESTLING』を発足。20日、赤坂のスカパー!本社会議室にて合同記者会見を開き、2011年1月10日(月・祝)東京・後楽園ホール大会、およびメインイベントとして藤波vs長州のシングルマッチを発表した。

    これまで、ドラディションやリアルジャパンプロレスリングなどで“レジェンド”として時には戦い、時には同じコーナーに立ち、リングを盛り上げてきたしてきた3選手が、団体の垣根を越え、遂に大同団結を果たす。ロゴマークは「L」の文字の上で、龍と虎と蠍が絡み合ったもの。戦う姿勢は変わらないが、これまで括られてきた“レジェンド”とは一線を画し、リングをメインにしつつも、それだけに留まらず、イベントやボランティアなど、さまざまな取り組みを行っていくことを目的としているという。

    中央に座った藤波は「このメンバーで活動していると、常々“我々はプロレスが良い時代に育ててもらった”と感じる。そういう部分から、“これから我々は何ができるのか?”と考えた時、我々が活動するための母体を作ろうじゃないかと考えた」と『LEGEND THE PRO-WRESTLING』の主旨を説明。「団体ではない」ということを強調しつつ、「これからいろんな形で、これもできる、あれもやってみたいと、そういう話が生まれてくると思う。いろんな可能性が生まれてくるだろう」と、リング以外に視野を広げた活動を見据えた。

    「このロゴマークに含まれる価値観と意味、そういうものを重要視して、最後までレジェンドの道を3人で歩いていきたいなと思っている」と、紆余曲折を経て肩を並べた仲間に対する思いを寄せた長州は、「藤波さんとは性格的にも考え方的にも違った部分がある。でも長い間、遠回りしながらも、また出会って、1つの道になった」と、新日本プロレスからつづく藤波、初代タイガーとの恩讐を越えた関係を思ってか、いつもと違って感慨深い表情。初代タイガーも「何回か3人で食事をしながら、常々“この3人のネームバリューのエネルギーを使うことことで、なにかチャリティーやボランティアに協力できないか”と考えていた。我々もプロレス生活が最後の方に近いことだし、プロレス界や社会に貢献していきたい」とプロレス、そして社会への恩返しを約束した。「それぞれに団体があるし、活動範囲を限定したくないから」という理由で、第1戦以降のスケジュールは未定とのことだが、ビッグイベントや地方巡業など、精力的な活動に期待できそうだ。

     メインイベントの藤波vs長州について、藤波は「自分としては心の中に閉まっておきたいカードだった。そういうカードほど、なかなか踏み切ることができなかった」と、即答を避けていたことだが、長州の猛アタックにより、遂に了承したとのこと。「可能な限りコンディションを整えて、もう1回この戦いに賭けてみようかなと思った。年始めということもあるし、長州戦では新しいものが生まれるかもしれない」と、覚悟を決め、戦闘モードへと切り換えたようだ。

    昨年のドラディション7・23新宿FACE大会のバックステージで藤波戦をブチ上げて以来、ラブコールを送り続けてきた長州は、ようやく漕ぎ着けたこの一戦に、「今回、藤波さんに腰を上げていただき、新春の後楽園ホールでシングルマッチができることを光栄に思っている。今年もあと2ヵ月ちょっと。目標ができたし、気合いを入れていく」と意揚々。1997年8月の新日本プロレス名古屋ドーム大会以来となる藤波とのシングルに掛ける気合は並々ならぬものではない。

     藤波vs長州が正式決定する過程を至近距離から見続けてきた初代タイガーも、この一戦には並々ならぬ想い寄せている。「とても楽しみな一戦。もう今からワクワクしていて、1ファンとしてこの試合を見守りたい。できたら、当日この試合を、余裕のある体勢でこれを見たいなと…。なんならレフェリーをやってもいい」と、冗談を交えながらも、“名勝負数え唄”の復活に気持ちが昂ぶっている様子で、「藤波さんも長州さんも、今が一番いい動きをしている」とコンディションに太鼓判。現在56歳の藤波、58歳の長州だが、全盛期と劣らぬ動き、そして年輪で魅せる戦いに期待できそうだ。
    なお、初代タイガーの対戦相手は、今のところ未定。メインイベントに負けるとも劣らない、第1戦に相応しいカードとなりそうだ。「リアルジャパンやドラディション、リキプロで戦っている選手だけではなくて、これまでよりもっと広いネットワークから選びたい。より一歩プロレスの活性化に向けて、今まで戦ったことのないような人たちとか。相手はお任せする」と、未知なるフィールドに突き進む構えだ。

    1982年10月の『噛ませ犬事件』から28年――時空を超えて蘇る名勝負数え唄を紡ぐ藤波辰爾と長州力。そして、団体の長でありながら、挑戦を諦めない初代タイガーマスク。30年以上もリングに上がり、なおも戦い続ける男たちが、プロレス界の歴史に『LEGEND THE PRO-WRESTLING』という新たなる1ページを刻む。




    『LEGEND THE PRO-WRESTLING』
    ■日時 2011年1月10日(月)開場11:15開始12:00
    ■会場 東京・後楽園ホール
    ■決定対戦カード
    ▼シングルマッチ
    藤波辰爾(ドラディション)
    vs
    長州力(リキプロ)
    ■出場選手 初代タイガーマスク(リアルジャパンプロレス)
    ■チケット VIP席10,000円、S席7000円、A席5000円
    ■チケット販売所
    【11月1日(月)10:00~】イープラス、チケットぴあ、サークルK・サンクス各店、ローソンチケット、ローソン各店、CNプレイガイド、セブンイレブン、ampm各店
    【11月上旬発売】後楽園ホール、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT-1、バトルロイヤル、チャンピオン
    ■主催 LEGEND THE PRO-WRESTLING実行委員会